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プログラミングに英語力は必要?【結論:無くても問題ありません】

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プログラミングに英語力は必要?【結論:無くても問題ありません】
プログラミングを学ぶ時に英語力って必要?
プログラミング学習と同時に英語塾に通うか迷っている...

今回はこんな疑問にお答えしていきます!

プログラミングを学ぶ際によく語られるのが「英語力の必要性」です。

プログラミング言語は世界共通で使用されるので、コードやエラー文はすべて英語がベースになっています。

そんな現実を目の当たりにすると「英語力が必要なんて面倒くさい」といったネガティブな気持ちになって挫折してしまう方も少なくありません。

そこで今回はプログラミングに英語力が必要かどうかを様々な角度から解説していきたいと思います。

今回のテーマ

  • プログラミングで英語力が必要になる場面
  • プログラミング学習で英語力があることのメリット
  • プログラミングに英語力は必要?
  • プログラミングと英語を同時に勉強する方法

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プログラミングで英語力が必要になる場面

プログラミングで英語力が必要になる場面

ではまずプログラミングを学習する上で、英語が必要になる場面を整理していきましょう。

プログラミング初心者の方は必見です!

プログラミングで英語力が必要になる場面

  • 基礎的なプログラム全般
  • エラーコード
  • 日本語の情報が少なくて海外のサイトを見る時
  • ライブラリの使い方を見る時

それぞれ詳しく見ていきましょう!

基礎的なプログラム全般

みなさんもご存知かと思いますが、プログラムコードはすべて英語です。

例としてHTMLのプログラムを見てみましょう。

 htmlのサンプルコード
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="utf8">
<title>サンプル</title>
</head>
<body>
<header>
</header>
<footer>
</footer>
</body>
</html>

このように「header」ならヘッダー部分「footer」ならフッター部分「body」なら本体部分といったように英語のコードがメインとなっています。

単語自体は難しくはありませんが、基礎的な英語力があったほうが理解も深まるといえるでしょう。

エラーコード

もちろんプログラミングのエラーコードもすべて英語になります。

こちらも例としてJavaScriptのエラーコードを見てみましょう。

 エラーコード
document.getElemenById is not a function

このエラーコードをGoogle翻訳で翻訳すると以下のようになります。

Google翻訳結果

この場合JavaScriptの関数の書き方を間違えていることが分かります。

エラーコードの英文は、英単語だけでなく英文法の知識も必要になるため、ある程度の英語力が必要と言えますね。

ただ英語力が無かったとしても、上画像のように翻訳サイトを用いれば一瞬で解読できるのでそこまで問題はないでしょう。

日本語の情報が少なくて海外のサイトを見る時

比較的新しいプログラミング言語やマイナーな言語は全体的に情報が少ないため、日本語の解説サイトが少なかったり全く存在しないことがあります。

日本語で書かれたサイトが無かったとしても、英語で書かれた解説サイトならかろうじて存在します。

こういった状況では、数百〜数千もの英単語で書かれたサイトを理解していくしかありません。
これには相当の英語力が必要になってきます。

もちろんブラウザの翻訳機能を使えば、ある程度は理解できるでしょうが、完璧に網羅することは難しいでしょう。

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ライブラリの使い方を見る時

プログラミングを書く上で欠かせないのがライブラリの利用です。

ライブラリとは汎用性の高い複数のプログラムを再利用可能な形でひとまとまりにしたものを言います。
ライブラリ - Wikipediaより

ライブラリとは、特定の操作を簡略化するために誰かがプログラムをひとまとまりにしたファイルのことを言います。

大抵のライブラリには、操作方法を説明する取扱説明書的なサイトが用意されています。

日本人が開発したライブラリなら簡単に操作を理解できるのですが、残念なことにこの世のほとんどのライブラリは海外の方によって開発されたものばかりです。

ですからライブラリの操作を理解するには、英語で書かれたページを読んでいく必要があるのです。

Swiftのライブラリ「Cartgraphy」の使い方のサイト

例:Swiftのライブラリ「Cartgraphy」の使い方サイト

先程と同様ブラウザの翻訳機能を使えば、ある程度は理解できるでしょうが、完璧に網羅することは難しいでしょう。

プログラミング学習で英語力があることのメリット

プログラミング学習で英語力があることのメリット

続いてはプログラミング学習において英語力があるとどんなメリットがあるのか解説していきます。

プログラミング学習がスムーズになる

英語力があると、プログラミング学習がかなりスムーズになります

いちいち単語を調べたり、英文を翻訳しなくても、書かれている内容を一瞬で理解できるので、プログラミング学習の効率もアップするでしょう。

深く理解できる

プログラミングの効率が上がるだけでなく、あらゆるプログラミング知識の理解を深めることができます

一般的に英語力が標準の方は、翻訳サイトや英和辞書を使いながら書かれている内容を理解していきます。

ですがそういったサービスは決して万能ではありません。

そのため間違った表現で翻訳されたり、理解しにくい文法になってしまうことは少なくありません。

これに対して英語力のある方は正確に正しい内容で翻訳できるので、プログラミングの理解を深めることができるのです。

エンジニアとしての需要が高い

就活や転職、フリーランスにおいても、英語もプログラミングもできるエンジニアは重宝されます

また日本だけでなく海外の企業も視野に入れることができるので仕事の可能性も広がります。

こうした差は年収にも表れてきます。
キャリアインデックスの調査によると、年収700万円以上の日本人の48.7%は英語で日常会話や読み書きができるとの結果だったそうです。

このように英語力はプログラマーに限らず、社会人としてのキャリアアップには欠かせないスキルとなってくるでしょう。

プログラミングに英語力は必要?

プログラミングに英語力は必要?

それでは結論として、プログラミングに英語力は必要なんでしょうか?

※ここからはあくまで私の考えですので全て鵜呑みにしないようにしてくださいね笑

無いよりはあったほうが良い

結論としては「英語力は無いよりはあったほうが良い」です。

これまでも説明してきたように、英語力があるとプログラミングの学習効率が上がったり、企業から重宝されたり、収入が上がったりと様々なメリットがあります。

ですから英語力があるに越したことはありません。

ですが英語力がないからと言ってプログラミング学習を諦めることはありません

英語力が標準程度のプロのエンジニアなんて山ほどいます。
参考になるか分かりませんが、私の英語力は壊滅的で英検2級に2回落ちている実績があります笑

英語力がなくてもプログラミング学習は十分可能であることを知っておきましょう。

とはいえ最低限の英語力は必要

私はアルファベットが書けないけど大丈夫?
英語を使ったあいさつができないけど平気かな?

こういった方は、最低限の英語力を身に着けておくことをオススメします。

"プログラミングに英語力は必要ない"と説明したばかりですが、日本人として最低限の英語力は必要です。

せめて中学生程度の英語は読み書きできるようになっておいた方が良いでしょう。

一見大変そうに見えますが、中学生程度の英語なら数週間あればマスターできます。

プログラミング学習の一環だと思って、英語の勉強にも挑戦してみましょう。

おすすめの英会話スクール

英語学習ならこちらのスクールがオススメです。

プログラミングと英語を同時に勉強する方法

プログラミングと英語を同時に勉強する方法

私には時間がない!プログラミングと英語を同時に勉強したい!
ある程度英語力はあるけどプログラミング理解を深めたい。だからもっと英語も勉強したい!

こういった方に向けて、ここではプログラミングと英語を同時並行で勉強する2つの方法をご紹介します。

洋楽を聞く・洋画を見る

1つ目は「洋楽を聞く・洋画を見る」です。

これは楽しく英語を学習できる方法として非常に有効的です!

具体的には

  • プログラミング学習の休憩時間に洋画を見る
  • 通勤通学中に洋楽を聞く
  • 寝る前に洋楽を聞く

といった風に学習時間の合間に英語を見聞きする時間を作ることで基本的な英語力を養うことができます。

また洋楽や洋画なら勉強という感覚がないので、楽しく英語を学習できます。

ポイント

また洋楽の場合は歌詞を、洋画の場合は英語字幕を見ながら学習することをオススメします。

単語を見ながら閲覧することで、単語と意味合いがマッチして理解を深めることができるのです。

IT留学をしてみる

みなさんは「IT留学」を知っていますか??

IT留学とはKredoという会社のサービスで「英語でプログラミングを学習する塾」のことを言います。

IT留学では2~3ヶ月のオンライン学習で英語×プログラミングを学んだ後、12週間の海外IT企業実践インターンに参加します。

英語やプログラミングの基礎が学べるだけでなく、インターンでは実務的なスキルも身に付けることができるので、短期間でスキルアップしたい方にはオススメです!

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まとめ:プログラミング学習において英語力は無いよりはあったほうが良い

プログラミング学習において英語力は無いよりはあったほうが良い

まとめ

  • プログラミング学習の上で英語を使う機会はたくさんある
  • 英語力はあった方が有利だけど無くても十分成長できる
  • プログラミングと英語を同時に勉強するという方法もある!

今回はプログラミングに英語力は必要かどうかについて解説しました。

何度も言いますが、英語力がないからと言ってプログラミングを諦めてはいけません

プログラミング学習は必要最低限の英語力さえあれば問題ありません。

みなさんも楽しいプログラミングライフを送っていきましょう!

わからない部分がある方はお問合せフォームで質問して貰えばすぐに返信します。

今サイトではこれからもウェブサイト運営に関する有益な情報をたくさん発信していきたいと思っていますので応援よろしくお願いします!

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本サイトの運営者・管理人。慶應義塾大学環境情報学部卒。人材系のWeb系メガベンチャー企業に新卒入社。兼業でフリーランスとしてiOSアプリ開発、Web開発、Webメディア運営、SEOマーケティング等を行う。IT人材系のベンチャー企業でiOSエンジニア、Web系メガベンチャー企業でWebアプリケーションエンジニア、士業のスタートアップ企業でフロントエンドエンジニア、Web系メガベンチャー企業でプロダクトマネージャー兼SEOディレクター、ゲーム系のスタートアップ企業で最高技術責任者(CTO)、学生向けプログラミングスクールで講師の勤務経験あり(インターンを含む)。好きなプログラミング言語はSwiftとPythonとPHPとRubyとJavaScript。侍エンジニア塾元受講生。エンジニアやプログラミングスクールでの体験・経験に基づいた記事を執筆。
保有資格:ITパスポート / 基本情報技術者試験 / TOEIC730点 / 日商簿記3級

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