今回はこういった悩みを解決していきます。
Google XML Sitemapsというプラグインをご存知でしょうか?
簡単に言えばサイトマップの細かい設定できるプラグインです。
サイトマップは自分のサイトを検索エンジンに伝えるための超重要なコンテンツで、SEO対策には欠かせません。
そこで今回はサイトマップの詳細設定ができるWordPressプラグイン「Google XML Sitemaps」の設定方法と使い方についてご紹介します。
WordPressブログを始めたばかりの初心者の方は必見です!
今回のテーマ
- サイトマップとは
- Google XML Sitemapsの導入手順
- Google XML Sitemapsの設定方法
- Google XML Sitemapsの使い方
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更新日:2023年12月16日
目次
サイトマップとは
そもそもサイトマップとは何のことなのでしょうか?
実はサイトマップは2種類あります。
- XMLサイトマップ
- HTMLサイトマップ
それぞれの特徴を見ていきましょう。
XMLサイトマップ
XMLサイトマップとはGoogleの検索エンジンにページをクロールしてもらうために送信するサイトマップです。
XMLサイトマップの送信はSearch Consoleから出来ます。
XMLサイトマップの送信はSEO対策の必須項目と言っても良いでしょう。
みなさんもお気づきかと思いますが、「Google XML Sitemaps」はXMLサイトマップ専用のWordPressプラグインです。
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HTMLサイトマップ
Googleの検索エンジンを対象としたXMLサイトマップとは異なり、HTMLサイトマップは閲覧ユーザーを対象としています。
HTMLサイトマップはサイト全体の目次のようなページでどのカテゴリに何の記事があるのか、どんな固定ページがあるのかをひと目で確認できます。
当サイトのHTMLサイトマップはこちら
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Google XML Sitemapのインストール&有効化
Google XML Sitemapsの一般設定の解説の前に、まずはGoogle XML Sitemapsを導入する方法からご紹介していきます。
それでは見ていきましょう。
Google XML Sitemapsのインストール手順
WordPressプラグインのインストール手順はとってもカンタンです。
具体的には以下のような手順で行います。
WordPressプラグインのインストール手順
- WordPress管理画面からプラグインページへ
- Google XML Sitemapsを検索
- プラグインをインストール&有効化
それでは詳しく見ていきましょう。
step
1WordPress管理画面からプラグインページへ
まずはWordPress管理画面からプラグイン専用ページに移動します。
左側のメニューから「プラグイン」→「新規追加」を選択しましょう。
step
2プラグインを検索
プラグインの新規追加画面に移動したら、インストールしたいプラグイン名を検索しましょう。
ここでは「Google XML Sitemaps」と検索します。
すると「Google XML Sitemaps」という名前のプラグインが表示されるはずです。
似たような名前のプラグインも表示されますが、上の画像の左上と同じものだけをインストールしましょう。
step
3プラグインをインストール&有効化
「今すぐインストール」というボタンをクリックすると、10秒しない内に「有効化」というボタンに切り替わります。
そちらのボタンもクリックして有効化を済ませましょう。
有効化しないとプラグインが適用されません。
これでGoogle XML Sitemapsのインストールは完了です。
Google XML Sitemapの初期設定
次にGoogle XML Sitemapsの設定を行います。
WordPressの管理画面から「設定」→「XML-Sitemap」に移動しましょう。
「XML-Sitemap」ページではいくつかの段落ごとにサイトマップの設定ができます。
Google XML Sitemapsの設定項目
- 基本的な設定
- 投稿の優先順位
- Sitemapコンテンツ
- Excluded Items
- Change Frequencies
それでは詳しく見ていきましょう!
【設定①】基本的な設定
こちらは通知の更新・高度な設定ができます。
こちらの段落はデフォルトの状態で問題ありません。
【設定②】投稿の優先順位
「投稿の優先順位」では固定ページや投稿ページ、ホームページなどといった、ページの種類ごとに優先順位を自動設定するか、しないか選択できます。
「優先順位を自動的に計算しない」にチェックを入れましょう。
優先順位の手動設定は4つ下の段落「優先順位の設定」で行えます。
「優先順位の設定」ではページの種類ごとの優先順位を0.0から1.0までの10段階で設定できます。
どんなサイトであっても基本的には投稿ページが重要だと思いますので「投稿」の優先順位は1.0にしておきましょう。
よくわからない方は上の画像のように設定すれば問題ありません。
【設定③】Sitemapコンテンツ
「Sitemapコンテンツ」ではどの種類のページをXMLサイトマップに含めるか設定できます。
Sitemapコンテンツ
- ホームページ
- 投稿(個別記事)を含める
- 固定ページを含める
- カテゴリーページを含める
この4項目にはチェックしておきましょう。
それ以外はデフォルトの状態で問題ありません。
アーカイブページや投稿者ページといったコンテンツが少ない質の低いページをサイトマップに含めてしまうとSEOでマイナスの評価を受ける可能性が出てきます。
「詳細なオプション」では「最終更新時刻を含める。」にチェックを入れておきましょう。
これで検索エンジンが、サイトコンテンツが変更された時刻を知る手がかりとなります。
【設定④】Excluded Items
「Excluded Items」ではサイトマップに含めないカテゴリーと投稿記事を指定できます。
特定のカテゴリーをサイトマップから除外したい時は、そのカテゴリーにチェックを入れましょう。
特定の投稿記事をサイトマップから除外したい時は、その記事のIDを入力しましょう。
複数の記事を除外たい時は「,」で区切らないと適用されませんので注意しましょう。
【設定⑤】Change Frequencies
「Change Frequencies」ではページの種類ごとにサイトマップを送信する頻度をしてできます。
「ホームページ」や「投稿」「カテゴリー別」といった、更新頻度の高いページはサイトマップ送信の間隔を「毎日」にすることを推奨します。
一方で投稿者ページや固定ページといった、更新頻度の低いページはサイトマップ送信の間隔を長めにしておきましょう。
これでGoogle XML Sitemapの設定は完了です!
設定を更新
すべての設定が完了したら画面下部にある「設定を更新」ボタンを押して設定を保存しましょう。
設定の保存ができたらXMLサイトマップページが作成されているかどうか確認します。
「https://ドメイン/sitemap.xml」にアクセスしてみましょう。
このような画面が表示されていれば、XMLサイトマップ作成は完成です!
Google XML Sitemapの使い方
最後に、Google XML Sitemapで作成したXMLサイトマップをGoogleの検索エンジンに送信する方法をご紹介します。
XMLサイトマップの送信はGoogleサーチコンソールからできます。
まずはサーチコンソールにアクセスしましょう。
Googleサーチコンソールから送信しよう
左のサイドメニューの「サイトマップ」をクリックすると上のような画面になります。
「新しいサイトマップの追加」の入力欄にサイトマップのURLを入力することでGoogleの検索エンジンに送信できる仕組みです。
「sitemap.xml」と入力して送信してみましょう。
※ドメイン名は入力不要です
XMLサイトマップの送信が完了すると上のようなメッセージが表示されます。
XMLサイトマップ送信エラーが出た時の対処法
XMLサイトマップを送信しても「取得できませんでした」とエラーになることがあります。
考えられる原因は3つあります。
それぞれの対処法を見ていきましょう。
① Googleサーチコンソール側に問題がある
1つ目の考えられる原因はGoogleサーチコンソール側に問題があるケースです。
この場合何度送ってもエラーは解消されません。
しばらく時間をおいてからXMLサイトマップを送信し直してみましょう。
② HTMLサイトマップと混合している
すでにHTMLサイトマップを作成している方はHTMLサイトマップのURLを確認してみましょう。
HTMLサイトマップを確認
- URLの最後に「.html」が無い
- HTMLサイトマップなのにURLの最後が「.xml」になっている
この場合、2つのサイトマップが混合してエラーになります。
HTMLサイトマップのURLは「https://ドメイン/sitemap.html」
XMLサイトマップのURLは「https://ドメイン/sitemap.xml」
この規則は破らないようにしましょう。
③ 送信する時に入力を間違えている
根本的な問題なので可能性は低いですが、文字を打ち間違えてはいませんか?
存在しないサイトマップを送信すれば当然エラーになります。
④ 他のプラグインと被っている
XMLサイトマップを作成するWordPressプラグインは他にもたくさんあります。
複数のプラグインで同じサイトマップを作成した場合、競合によってエラーが出ることがあります。
有名所としては「All in One SEO Pack」は機能が多すぎるためXMLサイトマップを生成してくれるとは知らずに、「Google XML Sitemap」と一緒に使われがちです。
もしXMLサイトマップを作成するWordPressプラグインが複数インストールされているならどちらかを削除しましょう。
All in One SEO Packの詳細はこちら。
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まとめ:Google XML Sitemapsを使いこなそう!
まとめ
- Google XML SitemapはXMLサイトマップ用のプラグイン
- サイトマップ設定はあなたの投稿スタイルに合わせて決定しよう
- Google XML Sitemapで作ったXMLサイトマップはGoogleサーチコンソールから送信しよう
今回はXMLサイトマップ専用のWordPressプラグイン「Google XML Sitemap」の設定方法や使い方について解説しました。
Google XML SitemapはSEO対策には欠かせない重要なWordPressプラグインです。
他のサイトマッププラグインと競合しないように、最適な一般設定をしてよりSEOに強くて良いサイトを作っていきましょう!
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