SEO(検索エンジン最適化)ではプラスに評価される項目とマイナスに評価される項目があります。
今回は内部SEOでマイナスに評価される項目を20個ご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
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目次
内部SEO対策とは
内部SEOとは
内部SEOとは内部のコンテンツ、つまり自サイトに対して施策をするSEO対策のことをいいます。
具体的にはコンテンツをリライトたり、読み込み設定を変更したり、サイトのコンテンツを改善することです。
この記事で紹介するのは内部SEO対策のポイントになります。
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外部SEOとは
内部SEOとは別に「外部SEO」という言葉もあります。
外部SEOは主に被リンクを獲得するための施策になります。
質の高い外部リンクをもらえば、検索エンジンから「信用性のあるサイト」として判断されるのです。
内部SEO対策でペナルティになる20項目
1. ドメイン評価
ドメイン評価の低いサイトは上位表示しにくい傾向があります。
もし既存のドメインを引き継いでサイトを開設する場合は、そのドメインパワーが低くないか確かめる必要があります。
新規ドメインでサイトを開設するとドメインパワーは0ですので上位表示は難しくなります。
質の高い記事を増やしながらドメインパワーを上げていきましょう。
2. 外部リンクの質が低い
質の低い外部リンクはSEO的に悪影響を及ぼします。
外部リンクは量よりも質が重要です。
むやみに質の低い外部リンクを獲得しないようにしましょう。
3. 著作権侵害
こちらは当然ですね。
外部サイトのコンテンツを引用しすぎたり、文章をそのまんま使うことは著作権侵害です。
オリジナルの文章で独自性のあるコンテンツを心がけましょう。
【参考】https://support.google.com/legal/answer/1120734
4. 重複コンテンツ
重複コンテンツとは自サイト内もしくは外部サイトと内容が重複していることを言います。
内容が重複していると独自性がない権威性の低いサイトと判断され、SEO的に悪影響を及ぼします。
自サイト内では1ページ1キーワードを心がけ、他のページと内容が重複することがないようにしましょう。
外部サイトでは各々コピーチェックツールを使うなどして他サイトの記事と内容がかぶらないようにしましょう。
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5. noindex
noindexをmetaタグに設定すると、そのページは検索エンジンからクロールされなくなります。
設定を間違えて上位表示させたいページにnoindexをつけると検索順位には表示されなくなります。
サイトコンテンツと関係ないページ、画像ページなどにはnoindexをつけることを推奨されていますが、それ以外のページには付けないようにしましょう。
6. 自動生成ページ
コンテンツの自動生成ページがある場合、SEOではペナルティ対象になることが分かっています。
自動でページが生成されないような設定、あるいはそのページにはnoindexをつけるなどして対策をしましょう。
7. 隠れた文字色
これは文字を背景と同じ色にして、ユーザーには見えないように表示する手法のことです。
文字数を増やしたいときやキーワードを調整したいときなどによく使われていた手法でした。
しかしペナルティの対象になってから使われないようになりました。
コンテンツ作成は正攻法で挑みましょう。
【参考】https://www.rebootonline.com/blog/hidden-text-experiment/
8. 隠れた画像
こちらも「隠れた文字色」と同様に、画像のサイズを異常に小さくすることでユーザーには見えないように表示する手法です。
10px程度の小さなアイコンなら問題ありません。
Googleの検索エンジンはこうした卑怯な手法も見抜きますので注意しましょう。
9. 広告が多い
広告の量が異常に多いとSEOでペナルティを受けます。
広告が多ければメインコンテンツが見づらくなりユーザビリティも低下します。
Googleとしてもユーザビリティの低いページを上位表示させるわけにはいかないのです。
10. サイトスピードが遅い
サイトの読み込みが遅いとユーザビリティは低下し、直帰率が高くなります。
- ユーザビリティが低いという理由
- 直帰率が高すぎるという理由
の二重の意味でペナルティを受けるリスクに繋がります。
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11. 孤立ページ
内部リンクの数が少ないページ、つまり孤立ページは検索エンジンにクロールされにくくなるので上位表示しにくくなります。
特に内部リンクが0に近いと、スパム判定を受けることもあります。
各ページの権威性を上げるためにも内部リンク調整を忘れないようにしましょう。
12. 独自性のないコンテンツ
全体を通じて独自性の低いコンテンツはクロールされにくくなります。
検索エンジンの仕組みとしても、似たようなコンテンツを書くよりも独自性の高いオリジナルのコンテンツのほうがSEOで良い評価を受けます。
他とは違うコンテンツを意識することでクロールされやすくなるだけでなく、サイトの権威性の向上にも繋がります。
【参考】https://webmaster-ja.googleblog.com/2017/02/for-better-japanese-search-quality.html
13. リンク先の権威性が低い
サイト内に外部のリンクを設置する時は、権威性の高いサイトのリンクを貼るようにしましょう。
権威性のあるリンクを貼ればGoogleからの信用性を獲得できます。
逆に理由があって、どうしても権威性の低いサイトのリンクを貼らなければならないときは「rel=nofollow」を使うことでペナルティを受けなくなります。
【参考】https://www.youtube.com/watch?v=PvR_8aGEc98
14. 内部リンクが多い
内部リンクの数が多いと以下の2つのリスクが発生します。
- PageRankが分割されリンク先の重要性が薄れる
- アンカーテキストによってサイト内のキーワード出現率が崩れる
こうしたデメリットを考えると内部リンクの数は多すぎても良くないことが分かります。
15. キーワード出現率が多い
昔はキーワード出現率が高ければ高いほど順位が上がっていました。
ですがそれでは良いコンテンツにつながらなかったので、GoogleはSEOの指標を変更し、高すぎるキーワード出現率は低評価に繋がるようになりました。
具体的な出現率は決まっていませんが原則としては多くても5%前後にしておきましょう。
16. ALTタグの質
画像にALTタグを付けるときは適切な文言を加える必要があります。
必要以上にキーワードを含めたり、文言が長すぎるとSEOで低評価をくらうので注意しましょう。
【参考】https://wacul-ai.com/blog/seo/internal-seo/alt/
17. Hタグの質
HタグもALTタグと同様適切な文言を設定しなければなりません。
キーワードを含めすぎたり、同じキーワードを繰り返すとペナルティを受けます。
というのも、同じキーワードが羅列していると、ユーザーにとってはしつこい・読みにくいといったマイナスのイメージに繋がります。
ユーザビリティを良くするためにも同じ単語は羅列してはいけません。
一方でオンラインショップやカテゴリ一覧といった、一覧ページはペナルティの対象外となります。
【参考】https://www.youtube.com/watch?v=hb-HJnbXTV4
18. タイトルの質
こちらもALTタグやHタグと同様です。
タイトルにキーワードを詰め込みたくなる気持ちも分かりますが、詰め込み過ぎはペナルティ対象です。
タイトルの量も、多くて32文字以内に収めることが好ましいです。
19. URLが長い
URLやドメインにキーワードが含まれているとSEOでいい評価を受けるのは事実です。
ですが何事においてもやりすぎはよくありません。
関係者によると最初の5単語以降のキーワードはほとんど効果がないと言われています。
GoogleはURLの付け方について以下のように発表しています。
コンテンツのカテゴリや、ファイル名に説明的な名前を利用することは、検索エンジンがそれらのドキュメントをクロールしやすくなることにもつながります。
また、あなたのコンテンツにリンクを張りたいと思っている人にとっても簡単で、わかりやすいURLを作ることにもなります。
意味のわかる単語がほとんど含まれない、極端に長く暗号めいたURLはユーザーにとって不親切なものと言えるでしょう。
【参考】Google検索エンジン最適化スタートガイドより
20. フィッシング
フィッシングとはどこかのサイトになりすましたサイトを作って個人情報を入力させようとするある種の詐欺行為です。
詐欺目的ではなくても、サイトを模倣する行為を指す場合もあります。
実はフィッシングでは模倣されたサイトもペナルティを受けることになります。
もしも模倣されたことに気づいたら、すぐにGoogleに報告しましょう。
Googleの対応には時間がかかりますので早めの報告が大切です。
【参考】フィッシング攻撃への対策と報告/Google 検索 ヘルプ
【参考】フィッシング詐欺の報告ページ
まとめ:内部SEOのペナルティに気をつけよう!
まとめ
- SEO対策には外部SEOと内部SEOがある!
- 内部SEO対策ではプラス評価とマイナス評価の両方に目を向けよう
今回は内部SEOで絶対に気をつけたい20個のペナルティ項目について解説しました。
これからサイトを立ち上げたい!SEOを始めたい!といった方の助けになれたらなと思います。
わからない部分がある方はお問合せフォームで質問して貰えばすぐに返信します。
今サイトではこれからもウェブサイト運営に関する有益な情報をたくさん発信していきたいと思っていますので応援よろしくお願いします!
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