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SEOってなに?Googleとの関係は?【仕組みや考え方を分かりやすく解説!】

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SEOってなに?Googleとの関係は?【仕組みや考え方を分かりやすく解説!】

みなさんはSEOという言葉をご存じでしょうか?

SEOとはSearch Engine Optimizationの略、日本語に訳すと検索エンジン最適化のことをいいます。

ブログやウェブサイト運営をする上でSEOの知識は欠かせません!

今日はそんなSEOについて、WEB広告会社でインターン勤務している私wagが徹底解説します!

今回のテーマ

  • SEOとは
  • SEOとGoogleの関係
  • 具体的なSEO対策とは

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他の記事も合わせて読んでいただけると嬉しいです。

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SEOとは

SEOとは

検索エンジン最適化のこと

まずはSEOについて詳しく解いてみましょう。

みなさんは何か分からないことや調べたいことがあった時に、GoogleYahoo!などといったインターネットで検索をすると思います。

検索が完了すると、検索ワード(クエリ)に応じてたくさんのサイトが表示されますね。

これは検索エンジンと言われるソフトウェアが、ユーザーが入力したキーワードに応じて適切なサイトを表示させているのです。

この検索結果で表示される順番・順位を上げるために行う対策や施策のことをSEOというのです。

検索エンジンはユーザーが入力したキーワードに応じて、どのサイトを表示するかどうかを200以上の基準から判定しています。

そのため小手先の施策では順位は変動しにくく、継続的かつ地道な努力が必要となってくるのです。

Googleの検索アルゴリズムが基準としている200以上の項目を知りたい方は「Google検索アルゴリズム261項目完全分析 “SEOの全て”」をご覧ください。

※Googleは検索アルゴリズムの公開を行っていません。そのためこちらの情報はある会社の調査と考察によるものです。すべて正しいというわけではありませんが、SEOを学習する上で参考になる有益な情報です。

検索結果の順位が高い方がアクセス数も伸びやすいので、ウェブサイトを運営する立場の人にとってSEOは欠かせないのです。

Googleの検索順位はお金や地位に関係なく選定されるため、中小企業でも努力次第で大企業に勝負できる平等な世界とも言えるのです。

SEO語録

クエリ【query】・・・IT業界ではソフトやプログラムにデータの問い合わせや要求を文字にしたものを指す
IT用語辞典より

リスティング広告とは

SEOと対照的な意味の言葉に「リスティング広告」があります。

下の画像のようにGoogleで検索をした時に検索上位に、「広告」と書かれたサイトを見たことはありませんか?

リスティング広告とは、この「広告」と書かれたサイトのことを指します。

サイトの運営者がGoogleに対して広告料を支払うことで、必然的に検索結果の上の方に表示してもらうことができるのです。

リスティング広告として掲載されるサイトは検索結果の上の方に表示されるのでたくさんの人にクリックしてもらえるのです。

地道で継続的な努力によってアクセスを狙うSEOとは異なり、リスティング広告は大企業などが資金の力でアクセスを狙うため手段と言えます。

SEOにおけるGoogleの考え

GoogleがSEOを導入する理由

SEOの採点基準

Googleの検索エンジンはどのようにして上位表示させるサイトを判断しているのでしょうか?

実はGoogleはSEOでの具体的な細かい判断基準については公開していません。

ただユーザーファーストなサイトこそが上位表示されると公表しています。

ユーザーファースト、つまりGoogleユーザーにとって便利なサイトを心がけることが推奨されているのです。

SEOにおけるGoogleの考え

Googleがユーザーファーストなサイトを推奨しているのには理由があります。

Googleの立場になって考えてみましょう。

もしGoogleを利用したユーザーが何かを検索して、検索ワードと無関係のサイトや嘘の情報が書かれたサイトばかり上位表示されていたら、ユーザーはGoogleを使うのを止めて別の検索エンジンを使うようになってしまう可能性があります。

Googleもひとつの会社です。
サービスを利用してくれるユーザーが離れることはなんとしても避けなければなりません。

そのためにもユーザーのリクエストに応えられる質の高いユーザーファーストなサイトを上位表示させる検索エンジンを導入しているのです。

SEO語録

検索エンジン【Search Engine】・・・GoogleやYahoo!に搭載されているインターネット上の情報検索システム
ちなみにYahooは2010年からGoogleと同じ検索エンジンを導入しているので、一貫したSEO対策を行えば問題ありません。

SEO対策の具体的な内容

SEO対策の具体的な内容

SEOで上位にランクインするには、具体的にはどんな作業をすればいいのでしょうか?

今回はSEO対策の中でも特に重要だと言われている3つの施策をご紹介します。

具体的なSEO対策(まずはここから)

  • キーワードを意識したコンテンツ
  • 外部リンクと内部リンク
  • E-A-Tを意識しよう

SEO対策① キーワードを意識したコンテンツ

最も重要なのがキーワードを意識したコンテンツです。

記事やサイトを作る前に
「どんな人に見てもらいたいか」
「どんなワードを検索したユーザに閲覧してもらいたいか」
を決定しなければなりません。

step
1
ターゲットを決めよう

まずは書きたい記事の概要を決めたら、どんなユーザーに見てもらいたいかを具体的に決めていきます。

例としては「サークル活動に飽きて自立したがっている男子大学生」や「新入社員で日々の残業に疲れ切っているOL・趣味はスマホゲーム」といった感じです。

こういった対象ユーザーを設定することをペルソナといいます。

ペルソナが上手くできない方は、自分の友だちや知り合いをターゲットにするつもりで文章を書くと効果的です。

step
2
キーワードを決めよう

続いてペルソナで設定したユーザーが検索しそうなキーワードをいくつか挙げていきましょう。

もし「プログラミングスクールに通いたい大学生」をターゲットにするなら、ターゲットがどういうワードを検索するか想定します。

この場合
「プログラミングスクール 学生」
「プログラミング 値段」
「プログラミング 独学」
などといったクエリが想定されます。

キーワード選定では「キーワードプランナー」や「Ubersuggest」などのツールを使うと便利です。

具体的な使用方法は「 【SEOのキーワード選定方法】ツールや選び方を大公開!」をご覧ください。

step
3
キーワードを使おう

キーワードを選定できたら、続いてはキーワードを使いながらサイトを作っていきます。

タイトル(H1タグ)見出し(H2タグ)小見出し(H3)には必ずキーワードを含めるようにしましょう。
SEOではタイトル(H1タグ)や見出し(H2タグ)、小見出し(H3)の比重がかなり高いため、慎重な言葉選びが大切です。

タイトルや見出しも大切ですが、それ以外の文字コンテンツでも、キーワードを意識する必要があります。

選定キーワードと一緒に含めなければならないのが共起語です。

共起語とは選定キーワードと一緒に使われがちなキーワードのことを言います。

例えば選定キーワードが「パソコン」だった場合、「トラブル」や「修理」などが共起語に当たります。

SEOを意識しながら読みやすくて分かりやすい文章を書くことを意識しましょう。

キーワード選定方法について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

【SEOのキーワード選定方法】ツールや選び方を大公開!
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SEO対策② 外部リンクと内部リンク

2つ目は外部リンク、内部リンクです。

そもそも外部リンク、内部リンクとは何でしょうか?

SEO語録

外部リンク・・・自サイトと外部サイト間のリンク

外部リンクとは、上記にもあるように他サイトで自サイトが紹介されている場合などが該当します。

自サイトが外部サイトで紹介されていると、Googleは自サイトを「わかりやすくて信用のあるサイト」と判断して、良いSEO評価を出します。

ですが、このSEO評価規準を逆手に取って、有料で外部リンクを受け付けている業者が多く存在します。

▼実際に外部リンクを売っている業者はこちら

有料で外部リンクを受け付けている業者

5〜10年ほど前は、そうした質の悪い外部リンクでも上位表示が可能でした。
ですがそれでは本質的なSEO対策には繋がっていません。

確かに外部リンクを購入すると効果が見られることもありますが、それは一時的なもので長続きしません。

昨今のSEOでは有料業者からの質の低い外部リンクはほとんど効果を持ちません

良質なコンテンツを書き続けることこそが、本当の外部リンク獲得に繋がるのです。

外部リンクを獲得することを目的としたSEOを外部SEOといいます。
外部SEOについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

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SEO語録

内部リンク・・・自サイト内ページ同士でのリンク

内部リンクとは上記のように、サイト内で他の自サイトをリンクさせることをいいます。

関連のある記事やおすすめの記事をリンクさせることで、検索エンジンに優先順位の高いページを判断させたり、ユーザービリティを向上させることが出来ます。

ユーザービリティが向上するとはどういうことでしょうか。
関連度の高い内部リンクを設置すれば、ユーザーの滞在時間は長くなります

SEOではユーザー滞在時間や、直帰率や離脱率といったユーザービリティも考慮されています。

ユーザーファーストが最重要のSEOからすれば当然のことですね。

内部リンクによってユーザー滞在時間が長くなれば、検索エンジンは「内容の濃いコンテンツ」と判断するわけです。

内部SEOを徹底してGoogleからの評価を上げていきましょう!

内部リンクなどの自サイト内のコンテンツから行うSEOを内部SEOといいます。
内部SEOについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

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SEO対策③ E-A-Tを意識しよう

3つ目のSEO対策は記事の信憑性です。

Googleが公開している、検索品質のガイドラインでは「E-A-T」の重要性が述べられています。

「E-A-T」とは専門性(Expertise)、権威性(Authoritativeness)、信頼性(Trustworthiness)の3つの頭文字をとったものです。

SEO語録

E-A-T・・・ウェブページ/ウェブサイトが有する専門性、権威性、信頼性(EAT)のこと。SEOにおいて非常に重要。
General Guidelinesより

つまりSEOでは「誰によってどれだけ正確な情報が書かれているか」を意識して書かなければなりません。

情報の正確性を証明するために権威性の高い参照サイトを記載したり、執筆者が専門家であることをアピールするためのプロフィールを作成したり、とできる作業は無限です。

またページの情報を常に最新にしておくための、定期的なリライトも欠かせません。

特に人の命に関わる分野YMYL(金融、法律、医療、ニュースなど)はE-A-Tがかなり重要視されています。

ただ、どんなジャンルであってもEATが大切であることは変わりありません。
正確な情報を元にEATを意識したコンテンツを作っていきましょう。

SEO語録

YMYL・・・Your Money or Your Lifeの単語の頭文字を並べたもの。人の幸福や健康など命に関わる分野を指す。
General Guidelinesより

SEOは奥が深すぎる

SEOは奥が深すぎる

SEOは地道な努力が必要

今回はSEO対策の例として代表的なものを3つご説明しましたが、これだけでは検索順位を上げることは難しいでしょう。

冒頭でも触れたようにGoogleは200以上の指標からサイトランクを判断しています。

ページの質を上げるためにコツコツと地道な努力をしていくことが一番大切なのです。

SEOは決して簡単ではありません。

実際、SEOを投げ出してリスティング広告による集客に頼っている大企業もたくさんあります。

SEOに挑戦する際はそれ相応の覚悟をもって挑みましょう!

アルゴリズムアップデートという恐怖

また、忘れてはいけないのがアルゴリズムアップデートです。

Googleは定期的に検索エンジンのアルゴリズムをアップデートします。

アルゴリズムアップデートではそれまでのSEOの判断基準が新しく変わりますので、当然検索順位に多大な影響をもたらします。

一気に順位が上がることもあれば急激に落ちることもあります。

私がインターン先で担当しているSEOサイトも2020年5月のコアアップデートで順位が急落してしまいました。
順位が落ちてしまったら、新しい角度からSEO対策をしていかなければなりません。

SEOはGoogleベースの活動であるため、こうした恐怖がつきものです。

その分、順位が上がった時の達成感は何物にも代えがたいです。

▼アップデートの恐ろしさはたくさんの人が体感しています▼

もしもアルゴリズムアップデートが怖い時は、「複数サイト運営する」「SNSや外部リンクによって流入元を増やす」といったリスクマネジメントを取っておくと良いでしょう。

まとめ:SEOは深すぎる!

まとめ

まとめ

  • SEOとは検索順位を上げるための膨大な作業のこと
  • 検索順位を上げるにはユーザーファーストなサイトを心がけよう
  • SEOは奥が深い分地道な努力がつきもの

今回はSEOの基本、意味や具体的な方法などを解説しました。

SEOに近道はありません。

地道にコツコツと正しい方法を積み上げていくことこそがSEOのコツと言えるでしょう。

大企業とも平等に戦えるこの土俵でみなさんもSEOに挑戦してみませんか?

これからサイトを立ち上げたい!ブログを始めたい!といった方の助けになれたらなと思います。

わからない部分がある方はお問合せフォームで質問して貰えばすぐに返信します。

今サイトではこれからもSEOに関する有益な情報をたくさん発信していきたいと思っていますので応援よろしくお願いします!

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  • この記事を書いた人(著者情報)
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本サイトの運営者・管理人。慶應義塾大学環境情報学部卒。人材系のWeb系メガベンチャー企業に新卒入社。兼業でフリーランスとしてiOSアプリ開発、Web開発、Webメディア運営、SEOマーケティング等を行う。IT人材系のベンチャー企業でiOSエンジニア、Web系メガベンチャー企業でWebアプリケーションエンジニア、士業のスタートアップ企業でフロントエンドエンジニア、Web系メガベンチャー企業でプロダクトマネージャー兼SEOディレクター、ゲーム系のスタートアップ企業で最高技術責任者(CTO)、学生向けプログラミングスクールで講師の勤務経験あり(インターンを含む)。好きなプログラミング言語はSwiftとPythonとPHPとRubyとJavaScript。侍エンジニア塾元受講生。エンジニアやプログラミングスクールでの体験・経験に基づいた記事を執筆。
保有資格:ITパスポート / 基本情報技術者試験 / TOEIC730点 / 日商簿記3級

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