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Ruby on RailsとLaravelはどっちがおすすめ?【違いや求人数を比較】

更新日 :

Ruby on RailsとLaravelだったらどっちを使えば良いのかな?両方の特徴や違いを詳しく知りたい!

今回はこんな疑問にお答えしていきます。

エンジニアにとってWebサービスの開発に欠かせないのが「Webフレームワーク」です。

Webフレームワークさえあれば、Webサービス開発に必要な機能・枠組みが最初から揃っているので、開発効率が格段に高まります。

そこで今回はWebフレームワークの中でも特に人気のあるRuby on RailsとLaravelの特徴や違い、向いている人の特徴などについてご紹介します。

Ruby on RailsとLaravelの比較表

Ruby on RailsLaravel
ロゴ画像Laravelのロゴ
使用言語RubyPHP
作れるものWebアプリケーション
ECサイト
スクレイピング
Webシステム全般
使用例クックパッド・Airbnb・Gunosy・価格.com時事通信ニュース、ぐるなびなど
設計思想開発スピードや簡易性を重視しており中小規模開発向け多機能で利便性が高く、また安全性が高い大規模開発向け
汎用性低い高い
年収948万円852万円
求人数やや多い多い
難易度・学習コスト易しい普通
将来性低い非常に高い
おすすめの人ベンチャー企業やWeb系のIT企業に就職したい方
少ないコードでアプリ開発を行いたい
Rubyの知識がある・興味がある方
プログラミング初心者の人
需要が高くて新しい技術を学びたい人
メガベンチャーや大企業のエンジニアとして活躍したい人
おすすめの参考書パーフェクト Ruby on Rails
Ruby on Rails 5速習実践ガイド
Ruby on Rails 6 超入門
Laravel入門 第2版
プロフェッショナルWebプログラミング Laravel
PHPフレームワークLaravel バージョン8.x対応
学習方法Ruby on Railsを学べるスクールLaravelを学べるスクールまとめ
公式サイトRuby on RailsLaravel
上記の情報は2022年10月時点の情報です。平均年収や求人数、将来性などは変動する可能性があります。最新の情報や詳細については必ず事前にお調べ下さい。

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※当記事はプログラミングスクールの受講経験、プログラミングスクールの講師経験、プログラミングの独学経験、Webエンジニア・アプリケーションエンジニア・フロントエンドエンジニアとしての勤務経験、ITエンジニアとしての就職活動経験がある私が、私の経験・体験を元に執筆・編集・監修をしております。私の経歴や私の略歴の詳細は記事下部の著者情報をご確認ください。 ※当記事へのご意見等はお問い合せフォームからお寄せください。

Ruby on Railsとは

まずはRuby on Railsの概要をはじめ、作れるものや開発に使われた具体的なサービスをご紹介します。

Ruby on Railsの概要

Ruby on Railsは、プログラミング言語「Ruby」で記述されたWebアプリケーションフレームワークです。

ほかのフレームワークより少量の記述でアプリを開発しやすくなっています。

「最善の開発方法は1つである」という考えにもとづいて設計されており、まさにレールに乗るようなスムーズな開発を行えるのが特徴です。

Railsは「最善の開発方法は1つである」という、ある意味大胆な判断に基いて設計されています。

何かを行うための最善の方法を1つ仮定して、それに沿った開発を全面的に支援します。

参考:Rails をはじめよう - Railsガイド

ただし、Ruby on Railsで想定されていない開発手法は行いづらく、エンジニアによっては開発の楽しさが減ってしまうという側面もあります。

そのほか、Ruby on Railsは処理速度が遅いことも知られており、大量のデータや処理が必要なシステムには向いていないようです。

その点、大規模な開発には利用しづらく、個人やスタートアップなどで行う中小規模の開発に採用されることが多くなっています。

個人でWebアプリの開発をしたい方やスタートアップ・ベンチャー企業のエンジニアになりたい方におすすめの技術と言えるでしょう。

Ruby on Railsで作れるもの

Ruby on Railsで作れるものの例は下記の通りです。

Ruby on Railsで作れるもの

  • SNS
  • ブログシステム
  • 口コミサイト
  • ECサイト
  • チャットボット
  • スケジュール共有システム
  • 勤怠管理システム
  • IoT端末管理用Webアプリ

Ruby on Railsは、Webアプリケーションフレームワークであることから、主にWebアプリ関連の開発に利用されることが多くなっています。

Webエンジニアを目指す場合であれば、Ruby on Railsを習得して損はないでしょう。

Ruby on Railsが使われている具体的なサービス

続いてはRuby on Railsが使われている具体的なサービスをご紹介します。

COOKPAD(クックパッド)

国民的レシピサイトとして有名なCOOKPAD(クックパッド)は、Ruby on Railsで構築されており、世界でもトップクラスのRails製巨大Webサイトです。

前身となるサービスは1998年に開始されており、2008年の全面リニューアルまではAdobe社のColdFusionを採用していました。

しかし、Ruby on Railsの開発効率が高いとわかり、リニューアルではRuby on Railsを採用しています。

Ruby on Railsは、大規模開発に向かないという見方もありますが、実際には大規模なサイトを構築する際にも検討できるようです。

なお、Ruby on Railsを用いた開発事例は、Rubyの発展を目指す非営利団体「Ruby Association」によって公開されています。

その点、Ruby on Railsは開発事例を確認しやすいので、使い道を把握しやすい言語だといえるでしょう。

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Laravelとは

次にLaravelの概要をはじめ、作れるものや開発に使われた具体的なサービスをご紹介します。

Laravelの概要

Laravelは、PHPで記述されたWeb開発向けのフレームワークです。

厳密な規約が少ないので、ほかのフレームワークと比較して、自由に開発しやすい特徴があります。

その反面、開発者によってコードの書き方がばらつくので、保守性は低くなりやすいです。

口コミでは、「やりたいことがシンプルにできるフレームワーク」「PHPを使う際にLaravel以外の選択肢が思いつかなくなる」「Laravel は PHP を離れた私を引き止めた。」といった声が寄せられています。

シンプルに利用できる点が人気であり、中にはLaravelがPHPを利用する理由になっている方もいるようです。

Laravelで作れるもの

Laravelで作れるものの例は下記の通りです。

Laravelで作れるもの

  • SNS
  • ブログシステム
  • 口コミサイト
  • ECサイト
  • 会員サイト
  • チャットボット
  • 予約システム
  • マッチングシステム
  • 顧客管理システム
  • タスク管理アプリ

Ruby on Railsと同様に、Web開発のさまざまな場面で活用されることがわかります。

Webエンジニアを目指す場合は、Ruby on RailsとLaravelのどっちを選ぶべきか、ほかの観点からも比較しましょう。

Laravelが使われている具体的なサービス

引き続き、Laravelが使われているサービスをご紹介します。

おとなびダイニング

おとなびダイニングは、グルメ情報発信メディア「ぐるなび」の店舗情報やアクセスデータ、シェフのネットワークなど、さまざまなデータをもとに西日本の数ある飲食店から名店を紹介するサービスです。

おとなびダイニングでは、Webサービスの各機能にLaravelが採用されました。

具体的には、会員のためにぐるなびがセレクトしたレストランを紹介する「レストランセレクション」機能、シーズンにあわせたテーマにそってぐるなび編集部がオリジナル情報を配信する「特集記事一覧」機能などに活用されています。

開発者によると、Laravelは自由に開発できる一方で、一歩間違えると煩雑なコードになる危険性を感じたとのことです。

Laravelを利用するときは、運用工数の肥大化には注意しなければならないでしょう。

なお、Laravelの開発事例はRuby on Railsのように見つかりづらい印象です。

使い道やメリット、デメリットを知りたい場合は、実際に開発した方のブログやTwitterの口コミなども参考にしてみるとよいでしょう。

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Ruby on RailsとLaravelの違いを徹底比較

ここまでの説明で、Ruby on RailsとLaravelの違いが、おおよそお分かりいただけたのではないでしょうか。

さらにRuby on RailsとLaravelの違いについて深堀するために、設計思想や汎用性、年収、求人件数、難易度、将来性も比較してみます。
Ruby on RailsLaravel
設計思想開発スピードや簡易性を重視しており中小規模開発向け多機能で利便性が高く、また安全性が高い大規模開発向け
汎用性低い高い
年収948万円852万円
求人数やや多い多い
難易度・学習コスト易しい普通
将来性低い非常に高い

それでは順番に解説していきます。

1. 設計思想で比較

まずはRuby on Railsの2つの基本理念を見てみましょう。

1. 繰り返しを避けよ(Don't Repeat Yourself: DRY):
DRYはソフトウェア開発上の原則であり、「システムを構成する知識のあらゆる部品は、常に単一であり、明確であり、信頼できる形で表現されていなければならない」というものです。同じコードを繰り返し書くことを徹底的に避けることで、コードが保守しやすくなり、容易に拡張できるようになり、バグも減らせます

2. 設定より規約が優先(Convention Over Configuration):
Railsでは、Webアプリケーションの機能を実現する最善の方法が明確に示されており、Webアプリケーションの各種設定についても従来の経験や慣習を元に、それらのデフォルト値を定めています。デフォルト値が決まっているおかげで、開発者の意見をすべて取り入れようとした自由過ぎるWebアプリケーションのように、開発者が大量の設定ファイルを設定せずに済みます

出典:Rails をはじめよう - Railsガイド

同じコードを繰り返し書かない仕様で設計されているので、コードを保守しやすく、バグも減らしやすいです。

制約こそ多いですがスピード感や簡易性を重視した上で設計されたフレームワークと言えるでしょう。

続いてはLaravelについても見ていきましょう。

【Laravel】

Laravel is a web application framework with expressive, elegant syntax. We believe development must be an enjoyable and creative experience to be truly fulfilling. Laravel takes the pain out of development by easing common tasks used in many web projects, such as:

Simple, fast routing engine.
Powerful dependency injection container.
Multiple back-ends for session and cache storage.
Expressive, intuitive database ORM.
Database agnostic schema migrations.
Robust background job processing.
Real-time event broadcasting.

Laravel is accessible, powerful, and provides tools required for large, robust applications.

(日本語訳)
Laravelは、表現力豊かで上品な構文を持つWebアプリケーションフレームワークです。私たちは「開発は楽しくて創造的な体験でなければ、真に充実したものにならない」と考えています。Laravelでは、多くのWebプロジェクトで使用される以下のような一般的なタスクを容易にすることで、開発の苦痛を軽減します。

シンプルで高速なルーティングエンジン
・強力な依存性注入コンテナ
・セッションとキャッシュを保存するための複数のバックエンド。
・表現力豊かで、直感的なデータベースORM
データベースに依存しないスキーママイグレーション
・堅牢なバックグラウンド処理
リアルタイムのイベント通信

Laravelは、利便性が高く、強力で、大規模で堅牢なアプリケーションに必要なツールを提供します。

出典:laravel/laravel: Laravel is a web application framework with expressive, elegant syntax. We’ve already laid the foundation for your next big idea — freeing you to create without sweating the small things.

LaravelはWeb開発時のストレスを無くすため、多機能で利便性が高く、大規模で安全性の高いWebアプリケーションを開発するためのフレームワークであることがわかります。

「美しさ」を大切に設計されており、表現力が豊かな構文で開発できます。

小さなことを気にせず自由に創作できるフレームワークであり、開発の際にルールに縛られたくない方に適しているでしょう。

2. 汎用性で比較

Ruby on RailsとLaravelは、いずれもWebアプリの開発に使われる言語であり、それぞれ作れるものも似通っていることがおわかりいただけたでしょう。

汎用性の面で異なる点を挙げるとすれば、「複雑な機能に対応できるかどうか」だといえます。

Ruby on Railsは規約にそった開発が求められるので、実現できる機能が制限されてしまいがちであり、複雑な機能を実装するのには不向きです。

その点、Laravelは自由度高く設計されているため、開発できるアプリの機能も広がるといえます。

したがって、汎用性の観点からはLaravelのほうが活用しやすい言語だといえるでしょう。

3. 年収で比較

IT/Web業界に特化した転職サイト「Green」でRuby on RailsLaravelに関する掲載求人の年収を比較してみます。

各フレームワークを年収条件別に検索したとき、表示された求人数は下記の通りです。

Ruby on RailsLaravel
300万円以上1,581件1,817件
400万円以上1,576件1,815件
500万円以上1,565件1,788件
600万円以上1,507件1,685件
700万円以上1,291件1,329件
800万円以上1,030件926件
900万円以上733件570件
1000万円以上566件439件

Laravelのほうが求人件数が多いにも関わらず、800万円以上の求人件数がRuby on Railsよりも少なくなっています。

高年収を目指すのであれば、Ruby on Railsのほうが適しているかもしれません。

続いてIT業界やエンジニア職に特化した求人サービスを提供しているレバテックの調査によるとRubyエンジニアとPHPエンジニアの年収は以下のようになっています。

  • Rubyエンジニアの平均年収:948万円
  • PHPエンジニアの平均年収:852万円

参考:レバテック - 2021年1月時点

この情報からもLaravelを使うPHPエンジニアよりRuby on Railsを扱うRubyエンジニアの方が年収が高いことが分かります。

4. 求人件数で比較

続いては大手求人サイトの情報を元に求人数を比較してみましょう。(2022年10月時点)

Ruby on RailsLaravel
indeedの求人数13,623件[indeedより]15,098件[indeedより]
求人ボックスの求人数9,231 件[求人ボックスより]10,556 件[求人ボックスより]
dodaの求人数938 件[dodaより]880 件[dodaより]
マイナビ転職の求人数16件[マイナビ転職より]41件[マイナビ転職より]
リクナビNEXTの求人数186件[リクナビNEXTより]223件[リクナビNEXTより]
Greenの求人数1,602[Greenより]1,823[Greenより]

どちらも求人数は非常に多いですが、どちらかと言えばLaravelの方が少し求人数が多いです。

エンジニアとして就職や転職したい場合は、求人数の多いLaravelがおすすめと言えるでしょう。

5. 難易度・学習コストで比較

Ruby on Railsは、日本語のWebサイトで利用方法が解説されており、自分でリサーチすれば使い方を気軽に学べるようになっています。

たとえば、「Railsガイド」というサイトでは、Ruby on Railsを初めて設定して実行するまでが日本語で解説されています。

Ruby on Railsを構成している言語「Ruby」の開発者が日本人であることも大きな強みと言えるでしょう。

その一方でLaravelに関しては、公式サイトがありますが、すべて英語表記です。

英語が苦手な方には学習しづらい場面があるかもしれません。

またLaravelはRailsと比べると開発の自由度が高く、習得すべき技術やコードの種類が多いため難易度・学習コストは高いと言えるでしょう。

6. 将来性で比較

Ruby on Railsは、さまざまな開発実績が公開されていることから、根強い人気があることは言うまでもありません。

スタートアップの初期フェーズの開発でも、有力な選択肢として支持されています。

しかし、Ruby on Railsというワードを検索すると、「オワコン」というワードが表示されることから、将来性について陰りが見えているのが実情です。

Ruby on Railsの検索画面

「Ruby on Rails オワコン」と表示される検索画面

実際に、Web開発の現場でもオワコンという声が聞かれるようになっており、賛否が分かれています。(参考:logmi Tech

Ruby on RailsとLaravelの日本における検索回数の推移を比較してみると、以下のような結果になりました。

ご覧のようにLaravelは年々検索回数が伸びているのに対し、Ruby on Railsは2007年ごろから検索回数は減少傾向にあります。

2022年現在ではLaravelの方が20~30倍多く検索されています

Laravelの方が需要が高く将来性もあることは言うまでもないでしょう。

Ruby on Rails・Laravelがおすすめの人の特徴

ここまでRuby on RailsとLaravelの違いをさまざまな観点から比較しましたが、違いがよく理解いただけたのではないでしょうか。

最後にここまでお伝えした内容をもとに、Ruby on Railsがおすすめの人と、Laravelがおすすめの人についてまとめてみます。

Ruby on Railsがおすすめの人の特徴

Ruby on Railsがおすすめの人は下記の通りです。

Ruby on Railsがおすすめの人の特徴

  • 少量の記述でWebアプリを開発したい人
  • コードの保守性を重視する人
  • 中小規模の開発を検討している人
  • 年収の高い求人を探している人
  • フレームワークを使いこなせるか不安な人

Ruby on Railsは、処理が遅いという欠点がある一方で、少量の記述でスムーズに開発できるフレームワークでした。

使い方を日本語で解説したチュートリアルサイトもあり、プログラミング未経験者が小さなアプリを作って試すのにピッタリでしょう。

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Laravelがおすすめの人の特徴

Laravelがおすすめの人は下記の通りです。

Laravelがおすすめの人の特徴

  • ルールに縛られず自由に開発したい人
  • 複雑な機能を実装する人
  • 転職活動でたくさんの求人を比較したい人
  • 英語が得意で海外サイトの原文を抵抗なく読める人
  • 将来性や需要を重視する人

Laravelは、Ruby on Railsよりも明らかに求人数や検索回数が多く、将来性の高さがうかがえるフレームワークでした。

公式サイトが英語表記という欠点はありますが、転職活動や案件獲得を有利に進めたい方であれば、Laravelを検討する価値は高いでしょう。

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Ruby on RailsとLaravelを勉強する時のおすすめの参考書

ここまでの説明で多くの方は「Ruby on RailsとLaravelのどちらを勉強しようか」ある程度定まったことでしょう。

次への一歩に進むため、ここからはRuby on RailsとLaravel、それぞれを勉強する時のおすすめの参考書をご紹介します。

Ruby on Railsを勉強する時のおすすめの参考書

続いてはRuby on Railsを勉強する時のおすすめの参考書をご紹介します。

2022年6月時点でのRuby on Railsの最新バージョンは7.0.3ですので、Ruby on Rails5や6や7に対応している新しい参考書を選ぶようにしましょう。

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Laravelを勉強する時のおすすめの参考書

続いてはLaravelを勉強する時のおすすめの参考書をご紹介します。

2022年6月時点でのLaravelの最新バージョンは9.1.10ですので、Laravel8やLaravel9の参考書を選ぶようにしましょう。

レビュー評価が高い本、第2版や第3版といった複数回印刷されている本、電子化されている本を中心に選ぶのがおすすめです。

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まとめ:Ruby on RailsとLaravelはどっちがおすすめ?【違いや求人数を比較】

今回はWebフレームワークの中でも人気のあるRuby on RailsとLaravelの特徴や違い、向いている人の特徴について解説しました。

改めて両フレームワークの比較表を見てみましょう。
Ruby on RailsLaravel
ロゴ画像Laravelのロゴ
使用言語RubyPHP
作れるものWebアプリケーション
ECサイト
スクレイピング
Webシステム全般
使用例クックパッド・Airbnb・Gunosy・価格.com時事通信ニュース、ぐるなびなど
設計思想開発スピードや簡易性を重視しており中小規模開発向け多機能で利便性が高く、また安全性が高い大規模開発向け
汎用性低い高い
年収948万円852万円
求人数やや多い多い
難易度・学習コスト易しい普通
将来性低い非常に高い
おすすめの人ベンチャー企業やWeb系のIT企業に就職したい方
少ないコードでアプリ開発を行いたい
Rubyの知識がある・興味がある方
プログラミング初心者の人
需要が高くて新しい技術を学びたい人
メガベンチャーや大企業のエンジニアとして活躍したい人
おすすめの参考書パーフェクト Ruby on Rails
Ruby on Rails 5速習実践ガイド
Ruby on Rails 6 超入門
Laravel入門 第2版
プロフェッショナルWebプログラミング Laravel
PHPフレームワークLaravel バージョン8.x対応
学習方法Ruby on Railsを学べるスクールLaravelを学べるスクールまとめ
公式サイトRuby on RailsLaravel
上記の情報は2022年10月時点の情報です。平均年収や求人数、将来性などは変動する可能性があります。最新の情報や詳細については必ず事前にお調べ下さい。

ご覧のようにどちらのフレームワークも長所と短所があります。

そのため自分の価値観や将来像と照らし合わせながら、自分にぴったりなフレームワークを選択することが大切です。

またRuby on RailsやLaravelを新しく勉強したい方には、プログラミングスクールでプロから教わるのがオススメです。

言語選びやフレームワーク選びで答えがまとまらない場合は、プログラミングスクールの無料相談などを利用して有識者に相談するのもオススメです。

詳しい情報は以下のおすすめ記事をご覧ください!

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CloudInt編集部

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本サイトの運営者・管理人。慶應義塾大学環境情報学部卒。人材系のWeb系メガベンチャー企業に新卒入社。兼業でフリーランスとしてiOSアプリ開発、Web開発、Webメディア運営、SEOコンサルティング等を行う。IT人材系のベンチャー企業でiOSエンジニア、Web系メガベンチャー企業でWebアプリケーションエンジニア、士業のスタートアップ企業でフロントエンドエンジニア、Web系メガベンチャー企業でプロダクトマネージャー兼SEOディレクター、ゲーム系のスタートアップ企業で最高技術責任者(CTO)、学生向けプログラミングスクールで講師の勤務経験あり(インターンを含む)。好きなプログラミング言語はSwiftとPythonとPHPとRubyとJavaScript。侍エンジニア塾元受講生。エンジニアやプログラミングスクール等での私の体験・経験に基づき記事を執筆・編集・監修。

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